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■Lesson 1 ピアノ選びのポイント(前編)
▼いろんなピアノを見ておこう
▼まずは自分の耳で選ぶ
▼ピアノの将来性を考えて



▼いろんなピアノを見ておこう
 ピアノを習い始めたり、主人公がピアノを弾いているドラマなんかを見て、「ピアノを買いたい!」と思われる方も多いでしょう。以前からピアノが欲しいと思っていたらなおさらその気持ちが強まるはずです。具体的に「ピアノを買うぞ」ということになったら、まずどうすればいいのでしょうか?

 近所に楽器店やピアノを売っているお店があるなら、ぜひそこに足を運んでパンフレットや実物を見てください。「近所に楽器店がない」「ピアノが売っているところなんて見かけたことがない」という方・さらに「慎重に選びたい」という方は、まずはネットでリサーチするのがオススメ!欲しいピアノのメーカーが決まっているなら、そのメーカーのサイトを見てみるのが手っ取り早いですね。以下メーカー名・楽器店名とリンクを貼ってみました。

  ○YAMAHA(ヤマハ)
  ○KAWAI(カワイ)
  ○STEINWAY&SONS(スタインウェイ、ボストン)
  ○松尾楽器(スタインウェイ、ボストン)
  ○Bösendorfer(ベーゼンドルファー)→YAMAHAに買収されました
  ○ユーロピアノ(ベヒシュタイン、ツィマーマン、ホフマン、ザウター、プレイエル)

  ほしいピアノのメーカーが決まっていない場合は、いろいろなピアノを展示しているショールームに足を運ぶのが一番!担当の方のお話もじっくり聞け、弾き比べさせてくれるようなところもあります。私が現在の自宅用練習ピアノを購入したのは、近所の宮地楽器小金井店ショールームです。輸入ピアノも国産ピアノも、またグランドもアップライトもありとあらゆる種類のピアノをさわらせてもらえたので、納得してピアノ選びができました。

 

▼まずは自分の耳で選ぶ

 だいたい欲しいピアノのイメージができたので実物を見に行きたい!と思うようになったら、めぼしい楽器店を探して足を運んでみましょう。「これがいい」とすぐ決めてしまってネット上などで即購入!というのはあまりオススメできません。一生におそらく一度か二度の大きな買い物です。よ〜く選んで自分との相性を見るためにも必ず直接楽器をさわりに行きましょう!マイホームを購入する時、ネットでお買い上げ〜なんてことはあんまりないですよね?ピアノもさわって、聴いて、納得して、時間をかけて購入しましょう。そうするとそれだけ愛着もわいてきますよね!

  楽器店に着いたら、まず「ピアノを選びに来たんです」ということを担当の方に伝えましょう。今日決めてしまいたいと思っているのであれば、「時間をかけてお話を聞きたい」ということと、「ピアノのことをよくご存知の方にお話を聞きたい」ということをあらかじめ言っておくと、ピアノ担当の方を呼んできてもらえたりして、二度手間になりません。

  担当の方に案内されてピアノを回る間、いろいろお話が聞けると思います。あらかじめ「欲しいな」と思っているピアノがだいたい決まっていれば、そう思った理由などお話して、的を絞って回ると良いかなと思います。ただ、早合点していて、もっと他に自分に合う良いピアノがある場合も考えられますので、特にこだわりがなければまずは担当者の方のお話を一通り聞きましょう。

  担当者の方によっては「オススメのピアノ」というのがあり、それを勧められる場合もあります。もちろんそれが合えば問題ありませんが、まずは先入観にとらわれず、全てのピアノをさわって見てみてください。自分の鳴らした音を聴き、合うものを見つけるのが一番!「何を聴けばいいのかわからない」という方は、下の項目をポイントに弾き比べてみてはどうでしょうか。


  ○音の粒がそろっていること(調律をしてある場合)
  ○音がよく伸び、よく響くこと
  ○ピアニッシモ(小さい音)からフォルテッシモ(大きい音)まで幅広く出せること
  ○自分のタッチに敏感に反応してくれること 

 「自分では音がどうなっているかよくわからない」という方は、自分の弾いた音を担当の方に客観的に判断していただくか、担当の方に弾いてもらってそれを聴くというのもアリです。アップライトを選ぶ時なんかは、響いているか響いてないか、意外と離れた方が良くわかったりします。「よくわからないのでどれでもいい」というのではなく、「よくわからないので、説明しながら弾いてください」という方が「この人、意気込みが違うな」という感じがしますね(笑)

 

▼ピアノの将来性を考えて

 ピアノを買うからにはピアノの将来のことも考えてあげなければなりません。「今弾けたらそれでいいや〜」という簡単な買い物でないことは値段や手間の上から、もうみなさんも十分理解されていることと思います。どのみち選ぶのに手間がかかるなら、最後まで手間をかけて考えてあげましょう。買ったピアノはあなたと供に将来を歩んでいくのです。


  ○将来、ピアノを弾くのは誰か
  ○ピアノが置ける環境
  ○メンテナンスの利便性
  ○デザイン・インテリア性 

 まずは、「ピアノを弾くのは誰か」。結構重要な要素です。例えば大人であるご自身が弾かれるとしましょう。それは趣味?それとも本格的に?趣味であれば手ごろな値段で音が鳴れば問題ないかもしれませんが、本格的にピアノを勉強したい、それも一生勉強を続けていくような場合には、それ相応の音を出せる楽器を選ばなければなりません。本格的に勉強される方は、ついてらっしゃる先生によくご相談して買われると良いと思います。
  ピアノを弾くのが自分の子供だったら。とりあえず習い事として?それとも将来ピアニストを目指すくらいは続けさせたい?それによっても変わってきます。習い事としてちょっと始めてみたい・・・というのではあれば、まずは手ごろなアップライトピアノからというのも良いと思います。けれど、「将来はピアニスト!」と今から本格的な勉強をさせてあげたいとしたら、ゴージャスにグランドピアノもアリでしょう!けれど、子供の将来はどうなるか、親も未知数なところ。だいたいの親御さんはアップライトピアノを購入され、その後小学校中学年くらいでグランドピアノに買い換えることが多いようです。(かく言う私もそうでした!)買い換えを前提とするならば、初めは手ごろなピアノでOKでしょう。電子ピアノを購入される方も増えているようです。

  「ピアノが置ける環境」がどういう状態にあるか。これもピアノを勉強する人にとっては大きな問題になります。 まず、今後引っ越す予定があるなら、その引越先を想定しましょう。一番問題になるのは間取り。「置けるか置けないか」によって、大きさが限られてきます。さらに、結構苦労する「ご近所騒音問題」・・・・音を出せる環境にあるのか、そうでないのか。音をバンバン出しても大丈夫なら、大船にのったつもりで自由にピアノを選べますが、そうでない場合は結構キツイですよね。音を出せない場合は、時間を決めて弾かせてもらうか、サイレントピアノを購入するか、防音室を設置するかになります。サイレントピアノにする場合、YAMAHAなんかはサイレント機能付きピアノとして機種を設けてますし、アップライトピアノであれば後付も可能です。中古ピアノを買ってサイレント(機械が20万円ほどです)にするというのもアリですね。防音室は何百万の世界ですから、まずはおうちの大黒柱に相談、でしょうか?

  意外と見落としがちなのが「メンテナンスの利便性」です。「うわ〜これかっこいい!!」と思って、珍しい輸入ピアノを買ったはいいけれど、故障した時パーツを取り寄せるのに何万もかかってしまった・・・とか、買い換えで下取りしてもらおうと思ったら、個性的なピアノだったために値がつかない・・・とか。実際あるらしいんです。自分で専属の調律師をつけて、メンテナンスもちゃんとできる自信がある!というのであれば止めませんが、調律に関しても修理に関しても、また買い換えに関しても、一般的によく知られているメーカーのものを使うのが後で困らないかなというのが実感です。もちろん、他のメーカーの部品で代用できたり、調律師さんも違うメーカーの調律もしてくださるとは思うので、その辺はご相談してみてくださいね。

  「デザイン・インテリア性」は好みの問題ですね。今はマホガニー仕上げのものや、クラシカルなデザインのピアノも出てきていますので、この辺はこだわりのある方ははじっくり選んでみてください。



■Lesson 2 ピアノ選びのポイント(後編)
▼値段と相談〜購入に向けて・・・
▼最終決定!ほんとにこれで良かったかな?


最後まで読んでくださってありがとうございました!
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